まこん

まこん

ある晴れた日の午後

私の目の前を魚が泳いでいた。 落ち着け。そんなことがあるわけがない。 目を閉じて深呼吸をする。 そしてそっと目を開けてみる。 いた。幻ではない。 どうしてこうなったんだ。 私は数分前のことを思い出してみる。

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三題噺「チョコレートケーキ」「レゾンデーテル」「フェイト」

俺の目の前の皿には絶望が置かれていた。

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三題噺「ティータイム」「魚」「サンドイッチ」

紅茶の中に魚が泳いでいた。 落ち着け。そんなことがあるわけがない。 もう一度ティーカップの中を覗き込んでみる。 いた。幻ではない。 どうしてこうなったんだ。 私は数分前のことを思い出してみる。

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三題噺「虹」「しゃぼん玉」「かわいい」

熱い陽射しが降りしきる中、青年は滴ってくる汗を手の甲でぬぐった。 彼は一人の少女を探していた。 「虹を生む少女」 彼女は虹を内包する不思議な球を無限に生み出すことが出来る。 そう聞いてきたからこそ青年は汗を滝のように流すこともいとわず真夏の入江を歩いていたのだった。

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ネコ

ある日、私はネコに出会った。 その時、私はふと彼女の事を思い出した。

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三題噺「ジグソーパズル」「夜景」「イルミネーション」

そこは一面真っ黒の世界だった。 都内のマンションの一室。3畳ほどの広さの部屋に装飾品の類はなかった。 あるのは3センチ四方のジグソーパズルのピース。床から壁、天井までもがピースで埋め尽くされている。 ただ一点を除いて。

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三題噺「空」「海」「交わるところ」

俺は病院にいた。 女の人が泣き叫ぶ声が聞こえる。 そうか、死んだんだ。と俺は思った。 女の人の声が、俺の耳からいつまでも消えなかった。

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三題噺「養護施設」「月光」「ペンダント」

月の綺麗な晩、私は児童養護施設の一室に立っていた。 一つだけある窓の下には月の光が降り注いでいる。 そこに少年は座っていた。

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三題噺「コーヒー」「弁当」「屋上」

会社の昼休み、いつも私は屋上で弁当代わりにお汁粉を飲む。 ほどよい甘さが丁度良くてとても美味しい。

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三題噺「生と死の狭間」「満ち引き」「朝と夜」

私は曖昧なものが好きだ。

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