碧(あお)と蒼(あお)。あいつと私はまさしく”正反対”…。なのになぜか互いに惹かれていく二人。激しくぶつかりながら交差して、 やがて一つの音を紡ぎだしていく…。
カコ、ナオ、ユウコの三人が、教室でお昼のお弁当を食べていた。そのときカコが、ゆうべ観た夢の話を始めた。……ちょっと不思議な物語。
「嘆く独身者倶楽部」は、報われない片想いを抱える有閑紳士たちが集う倶楽部の日常を描いた物語集です。20世紀初頭の雰囲気のなか、神話や文学の英雄にちなんだあだ名を持つ紳士たちが、恋に悩み、奇妙な事件に巻き込まれながら、ドタバタと愉快な日々を送ります。 片想いの楽しさや、愛するとはどういうことなのか。詩や哲学、古典的心理学、神秘主義などの趣味も織り交ぜていますが、細かいことは気にせず、喜劇としてお楽しみいただければ幸いです。
世界で唯一の愛は、決してこの世では手に入れられないもの…。 たとえそうだとしても…わたしはあなたから目を離すことは出来ない…。たとえそのためにあなたと闘うことになったとしても、わたしは決して後悔はしないから…。