自叙伝みたいなものの断片です。
ある冷たい、雨の日に。
ほのかな悲しみを抱いて、生きていく。
二人を分かつは、天の川。
へびが、へびがどうしてもじんさんをもらうと、いうもので
ぞよぞよと黒い長い実を垂らした、あのさいかちの木の下を通ることを
細やかな気配りが、人を少し幸せにする。
親愛なるサリーへ。
誰かに叱られたいわけじゃない、君に叱られたい。そんな人、あなたにはいる?