どこまでも一方通行。
ぼっち飯、案外イケるよ。
クラスに馴染めず居場所のない晏奈は、放課後、一人でよく海に行った。言葉にできない胸の内でくすぶった思いを歌うために。そんなある日、一緒に歌ってくれる少女が現れる。
気ままに生きる、そんな人。
高校三年の夏、僕はとんでもない人に恋をした。
私のワンピース、着て行くとこが何処にもない。
ただなんとなく。
ひたすら自分を正当化したい自分がつくづく嫌だけど、君に伝言残します。
何も特別なことは起こらない。どんなに胸を締め付ける悲劇だろうと、その一瞬に圧倒的な感情の作用をきたすようにしても、後から思えばそんなこともあったと笑い話にできる。
さて、ある日のことである。爺は山へ入ったきり帰ってこなくなってしまった。