『ごはん日記。3』
ごはん日記。1と2はわたしが通所中の施設のパンを利用した朝ごはんが多いです!(あとがきにパンの写真のリンクが貼っています)
そちらもよろしかったらお読みになってみてください。
これからはこちらはノベルデイズさん優先更新で、まとまり次第ここが不定期に更新されます。
日記の内容は朝ごはんのことやちょっとした日常のことです。
よろしくお願い致します!
まっしろな食事。
明日、大腸の検査のため今日は白めのお食事。
昨日のお昼ごはんはうどん、昨夜はメロンパンだった。
検査前はなるべく消化に良いものを食べ夜に下剤を飲む。
下剤が独特な風味がするためわたしは水を冷やしておいて飲みやすくしてみている。
もちろん、明日は前処置として本格的な下剤を大量に飲む。
下剤はまだ良いのだけれど、カメラ検査がわたしにはカメラが大腸を通る違和感が辛くて今回は麻酔有りにしてみた。
何度やっても大腸カメラ検査は緊張し慣れないわたしだ。
今朝も、温かいうどんにたまごと豆腐だけを入れたものを食べた。
温かいうどんはイオン(マックスバリュー)さんのトップバリュというプライベートブランドのもので作った。
ゆでうどんが電子レンジで数分ででき、同じくトップバリュの別売りのうどんつゆもお湯や水で薄めるだけでかけつゆが簡単にできる。
それにたまごや豆腐など自分の好きな具材を入れるだけで、時短かけうどんが完成した。
検査食が手短にできることはありがたい。
そして美味しいから嬉しい。
美味しい手間をかけた料理ももちろん嬉しいけれど、自分でできる範囲の目的に合った効率的なお食事もアイデアがつまっていて楽しいきもちになる。
なんであれ食べられる体力や健康があってこそ。
検査前、食べていいもののイラストをじぃっと見ながら白い食事を考える、1日。
のりたまどん。
病院の検査がひとまず終わり、朝ごはんを自由に食べられる楽しみにほっとする。
今日はのりたまどんぶりを簡単に作った。
カニカマを割き、菜箸で混ぜておいた砂糖を入れた卵液にカニカマを投入しさらに混ぜる。
ごま油を熱したフライパンにしいて、カニカマ炒り卵をつくる。
器によそった温かいごはんの上にカニカマ炒り卵をのせて、味のりをちぎって散らす。
フライパンにごま油を少量入れて、輪切りにカットしたちくわ1本分を焦げ目がつくくらいソテーし、あらびきこしょうと青のりを散らしフライパンの上で混ぜ合わせる。
風味付けしたちくわをカニカマ炒り卵の周りに散らす。
出来上がり。
タンパク質豊富だけど塩分は練り物は高めなため、わたしはしょうゆや塩は今回はなるべく入れないようにしたけれど、あまり気にしないで生活できるひとは、やはりあまり気にしないでお好みでしょうゆや塩、マヨネーズなどもトッピングしてみて食べてみることも楽しいかもしれない。
塩分を摂るときはお野菜をいっしょに摂ったり果物を食後に食べたりすることも身体の負担が減って良いそう。
わたしはお野菜は昨日の残り物のお味噌汁で取った。
お腹いっぱいで満足。
検査結果はまだわからないけれど問題無ければ次回の受診日。
体調が維持できていたら良いなと願う。
人間は生老病死は避けられないと言われる。
これらのできごとはだいたい病院や医師、つまり医療に関係している。
医療は人間の最初と最後に必ずたちあう場所だと考えると医師は人生の見守り人であると同時に見届け人であるような気が、わたしにはする。
その医師もそのひとの人生がある人間なのだから、人間が人間を診る職業とはわたしには不思議に思える。
生老病死はケースのひとつでもあり相手の人生の物語の一部でもある。
わたしの生老病死はわたしの範囲のもので、あなたとイコールではなく、その逆もそう。
医療は様々な生老病死が出会う場所、でもそのひとの人生には時々でいろんな顔が、豊かな表情がある。
生まれたときは生まれる自分が、老いるときは老いた自分が、病むときは病む自分が、死ぬときは死ぬ自分自身が出てきて、そのワンシーンはそれぞれ大切なシーンだけれど、それ自体がそのひとの全ての物語ではないとわたしは感じる。
フォトモザイクアートパズルのように豊かなものがそのひとそのひとの、人生のような気がする。
人間とはなにか、人間性とはなにかという人生からの優しい問いかけがそのフォトモザイクアートパズルに表れるとわたしには感じられる。
医療は生老病死の出会いの場、医師という職業は見守り人であると同時に見届け人。
わたしにはそう見えてしまうけれど、他の人たちはどうだろう。
たとえば、あなたは。
マグカップごはん。
寒い日の朝ごはんにぴったりなマグカップごはんのレシピをたまたま見つけた。
デリシュキッチンさんのレシピのもので、億劫な朝でも簡単で気軽に作れそうだったためさっそく試してみた。
わたしは余り物のたらこの切身で作ってみたけれど本来は明太子で作るみたい。
でも作ってみたら、たらこでも優しい味で美味しかった。
切身のたらこをまな板の上で包丁の背で削いで中身を取り出す。
冷やご飯をレンジで温め、大きめマグカップに入れる。
削いだたらこの2分の1をごはんの上にのせて牛乳を80cc〜100cc様子を見て投入。(わたしはマグカップがかなり大きめなため100cc入れた)
豆乳チーズ(とろけるチーズやシュレッダーチーズでも良い)をマグカップの上にかけてスプーンで底からよく混ぜる。
あらびきこしょうをふってさらに混ぜる。(これはわたしが勝手にふりかけた。無くても優しいお味になると思う)
ラップをふわりとしてレンジで600w2分加熱。
温まったらラップをはずし、残った2分の1のたらこをのせて粉チーズやもみのり(ちぎった焼きのり)をぱらぱらと入れて、あとはいただくだけ!
レンジにお任せ、手軽に作ることができて、冬の身体も温まる美味しい朝ごはんだった。
わたしは塩分やコレステロール値を少し気にしなければならないため、たらこは切身ひとつ、牛乳は低脂肪、チーズは豆乳シュレッダーチーズ、粉チーズはかけなかったため薄味だけど、健康なひとは気にせずたらこの切身は2つでもよいし、チーズは溶ければなんでも良さそう。
粉チーズは好きなだけふりかけたら良いとわたしは感じる。
もっと味が濃厚に美味しくいただけるはず。
わたしは明太子は好きだけど生活のなかではあまりいただいたことがないため(馴染みがない)、今回は余り物のたらこで代用させてもらった。
個人的には100均で買った大きめマグカップの使い道がまたひとつ見つかり嬉しかった。
やわらかめのごはんに炊きあがってしまったときのごはんが特に使えそうなレシピでもあった。
わたしはそういったことは比較的に少ないけれども、食欲無いときにも活躍しそうな簡単マグカップごはん。
一人でご自愛的に作っても誰かに作ってあげても良いマグカップごはん。
試してみてください。
休日フレンチトースト。
休日。
フレンチトーストを朝ごはんにしてみた。
ネットのレシピを参考にして作る。
レシピは株式会社明治さんのもの。
食パンは冷凍しているためレンジで半解凍する。
半分に縦に切り分ける。
卵1個と砂糖大さじ1をボウルで泡だて器を使いかき混ぜてから、牛乳100ccを投入。
さらにかき混ぜ卵液を作り食パンを1分半ずつ表裏卵液をしみらせる。
わたしは時間があったので表裏2分ずつひたした。
フライパンにバターをしいて、卵液にひたした食パンを置いて、1分半ずつ表裏焼いていく。(わたしはしっかりめに焼きたいので火加減を調節しながら2分ずつ焼いた。パン耳の厚い部分も火を入れた)
焼き上がったらシナモンを表裏ふりかけて皿に盛りレンゲはちみつをささっと垂らした。
カフェオレとともにいただき、舌触りがふわふわしていてバターの香りが鼻に抜け卵の味がして甘く美味しかった。
久しぶりにフレンチトーストを作った。
時間がある休日、ちょっと朝から甘いものを食べたいときにフレンチトーストはいいな、と思う。
油脂や糖分が気になるひとはレシピをできる範囲でカスタマイズしてみるとフレンチトーストを罪悪感きもち少なめで楽しめるとわたしは思う。
牛乳を低脂肪にしてみたり砂糖を大さじから小さじに変更したり、はちみつを抜いたり、バターをレシピの規定量の半分にしたり……。
ちなみにわたしはやっぱりちょっと気になるため、牛乳は低脂肪の自宅にあるものをそのまま使い、砂糖は小さじ1くらい、レンゲはちみつはささっとかけて甘さの調節をし、バターは小さじ1くらいかなと思う。
レシピどおりに調理したほうが絶対に美味しいのだけれど、個人的なアレンジということにしておこう……。
食後にYouTubeで音楽関連で気になるバンドとボーカリストのコラボがあったため何度か視聴したのだけれど、わたしは何度聴いても、あまりしっくりこなくて、ちょっと悲しい。(バンドもボーカリストも気になるくらいには好きだから)
バッググラウンドは豪華な音だし編成にスタイリッシュな感覚は確かにあるのだけれどメインのボーカリストの声との調和がわたしにはちょっと難しかったみたい。
選択した曲目が別のものだったらどうだったかなとも考える。
プロフェッショナルとプロフェッショナルのコラボレーションはそれぞれの立場を超えた化学反応がみられるから、わたしは楽しみにしていることが多い。
フレンチトーストの後、食後のコーヒーでちいさな悲しみを流したいと思う。
『ごはん日記。3』