◽️プチストーリー【色は美しい】(作品No_07)140字

◽️プチストーリー【色は美しい】(作品No_07)140字

【作者便り:日常に、明日の扉がふっと開くその瞬間を描きたくて、ギュと詰めこみました。】

チラシばかりのマンションの私のポスト。
まだ慣れない仕事の帰りに
疲れても何を期待してかいつも目を細めて覗いてしまう。

あれ・・ポストカードがチラシに混ざって入ってる。
桜が満開。
手をひねり宛名を見ると、母だ。
一番下に添えられた手書き
「お母さんは桜もいいけど、あなたの原色が焦がれるな」

(了)

◽️プチストーリー【色は美しい】(作品No_07)140字

◽️プチストーリー【色は美しい】(作品No_07)140字

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-10-19

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted