真室川音頭/替え歌第二弾『極楽音頭』

心が落ち込みそうな日常の気晴らしに、この歌唄えば心が楽になるかも。

『極楽音頭』(真室川音頭の替え歌)
真室川音頭(まむろがわおんどう)(ふし)(はや)しで唄ってみてください。

久米(くめ)仙人(せんにん)下を()りゃ〔アコーリャ〕
若い女が洗濯(せんたく)を〔アコリャコリャ〕
(すそ)からちらりと白い(はだ)〔コーリャ〕
見とれて雲から舞い落ちた〔アドントコイドントコイ〕

もしもしお(じい)さん大丈夫(だいじょうぶ)
あんまり無理(むり)しちゃいけないわ
良ければ私の(うち)に来て
(やす)んでいってくださいな

俗世(ぞくせ)(はな)れて山の上
(ひと)りで(くら)してみたけれど
(いわ)(かすみ)じゃあ味気(あじけ)ない
やはり恋しい人の(じょう)

やがてこれが(えん)となり
二人の間に恋の花
咲いてやがては子をなして
(なか)よく暮らしていたそうな

それを聞いたか一休(いっきゅう)さん
(ほとけ)(みち)人々(ひとびと)
(おし)える立場(たちば)にありながら
(とし)(わす)れて恋の道

若い娘を寺内(てらうち)
連日連夜(れんじつれんや)のラブシーン
あきれてもの言わぬ(ほとけ)をば
尻目(しりめ)にそのまま極楽(ごくらく)

さてはこの場の皆様よ
死ぬも生きるも(まま)ならぬ
この世のことはと(あきら)めて
楽しく笑って生きましょう

苦しさゆえに楽がある
悲しさゆえに喜びも
仲良く皆で分けあえば
暮らせばこの世を極楽に

苦楽をみんなで分けおうて
生きましょうこの世を極楽に


☆ 何事も心の持ち様次第、歌を心の安らぎと
  (はげ)ましに。(いずみ)

真室川音頭/替え歌第二弾『極楽音頭』

真室川音頭/替え歌第二弾『極楽音頭』

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-04-29

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