及川恒平さんの『面影橋から』/新補作歌詞

及川恒平さんの作品『面影橋から』に補作歌詞を作りました。

『面影橋から』及川恒平作詞作曲

【従来歌詞】


 面影橋から 天満橋
 天満橋から 日陰橋
 季節外れの風に乗り
 季節外れの赤とんぼ
 
 流してあげよか大淀に
 切って捨てよか大淀に

 いにしえ坂から わらべ坂
 わらべ坂から 五番坂
*春はどこから来るかしら
*春はちかごろ来ないもの
 
*歌をわすれたカナリヤか
*唄うすべない影法師

(*印の歌詞は、別のものもあります)


【これからが補作歌詞】


思い出色した 陽が落ちて
矢羽根絣(やばねがすり)に かすり(きず)
鼻緒(はなお)の切れた (まよ)下駄(げた)
何をどうしてきたのやら

風の綿毛(わたげ)に 変われずに
泣くに泣けない 恋人形


(えり)尾花(すすき)の かすれ(がみ)
手持ちぶさたの 忘れ(ぶみ)
何処(どこ)に行こうか (もど)ろうか
(つばさ)()れた 浮浪鳥(はぐれどり)

裸足(はだし)で乗ろうか 大淀の
誰も知らない 流れ船


🌸 あな憎し 卒業すればと喜ばせ
   発てば他人に 心移すとは
 
   捨てられし 矢羽根絣の恋人形 
    この身送れや 流れゆく船 (いずみ)

及川恒平さんの『面影橋から』/新補作歌詞

及川恒平さんの『面影橋から』/新補作歌詞

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-03-20

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