Euphoria

僕はずっと1人だ
変えられやしない
変えようともしない
ずっと孤独の世界で
真っ暗な場所で
膝を抱えて
どうしてこうなったのか

僕はずっと考えている
いつも通りの日々だった
楽しかったはずなのに、
それさえも、孤独だった
いつからだろうか
あの日の無邪気な君の笑顔が
頭から離れてくれない
ずっと、ずっと、僕を
助け続けてくれたのに
なのに、もうどこにもいない
その面影すらもうない。



私は、恐れていた
怖かった
未来が
だからずっと
うずくまっていた
いつからか私はそれを閉じ込めた
幼かった記憶とともに。

だけど、いつも孤独だった
私は本当に誰とも分かりあえなかった。

本当の僕と上辺の私が乖離していく。
もう、心が悲鳴をあげていた。

だから私はその手を伸ばす、光を
胸が痛い、怖い、
これが、これまでの代償か。

僕は何も出来ないままだった
なのに、君が手を差し伸べるから
あの日の笑顔まま、変わらず。



わたしは、この孤独の世界で
痛みも喜びも全部抱えて
手を繋いで歩んでいくんだ。

Euphoria

Euphoria

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-01-29

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