砂を伝って、炎は徐々に大きくなっていく。 あっという間に炎は天井にまで燃え広がり、少年たちの走ってきた通路を、まるで巨大な蛇が荒れ狂うように這っていった。熱い風が少年の頬に吹きつける。炎を見つめる琥珀色の瞳が ──赤く光った
10年ほど前に習作として書いたものです。久々にマイ・ドキュメントの片隅から出てきたので手を入れてみました。
突如現れたゾンビ…… それを倒すのが僕ら(対策官)の仕事……