私は上司を尊敬していた。そんな上司が最後に見た空はどんな色だったのだろう 私はシステム屋だ 今の部署に配属されるまでは、システムエンジニアの肩書を貰っていたが、それがすごく恥ずかしい。 上司は、尊敬できる人だ。 私は、自宅謹慎中を会社からいわれている。 別になにか不祥事が有ったわけではない・・・はずだ、新聞に載ったから不祥事に鳴ってしまうのかもしれないが・・・。 私は、尊敬する上司を失った。
私は今日も同じ夢を見る。白い部屋の夢だ。 夢を夢だと認識して、夢で終わらないようにする。私に残された唯一の方法 私が私でいられる場所。 私が望んだ事が実現できる部屋。 白い部屋から出る時には、赤く、赤く部屋が染まる。 私は、今日まだ目が覚めていないのだろう。
指が覚えてしまったコールナンバー。でも、今日も貴方は出てくれない 私は、あなたを愛していた。 あなたは、私を愛してくれていた。 でも、もうあなたを感じることができない。 話すことも、触ることも、できなくなってしまったのですよね。 ”さよなら”私はこの言葉をあなたに使う。 それは、あなたとの約束だから・・・。