あくまで火は副産物だった。
ああ、音だ。
詩誌『月刊ココア共和国 2020年8月号』(電子版)に佳作として掲載された詩作品です。
大正の世から、現代へ――。 愛しい『あの子』に廻り会う為、何度でも生まれ変わる『僕』。九度目に、ようやく廻り会うことが出来たのだが――? どこか古風で切なくも、純愛の物語。