子供の頃、6本指の男の子がいて、私はその子に憧れていた。 何か自分だけの特別なもの。私だけの大切なもの。 私はずっとそれが欲しかった。 ある日、健康診断で見つかった小さな肝のう胞。 それは私を幸せにしてくれた。
皆さんは、たまに記憶喪失がテーマの物語を目にすると思う。 だが、実際に目の当たりにすることは稀であろう(実際に起こると面倒だろうが…。) これは、そんなことがひょんなことで起こってしまうという物語。
道中地獄行き #1 「恋する二人の言い訳ばかり」 *軽度の残酷表現を含みます。 偶然出会った同級生。彼は8年前に行方不明になった幼馴染を探していた。幼馴染を探す手伝いをするうちに芽生えた恋。最低な人生の片隅の記憶。
道中地獄行き #4 「どうしようもない二人の夏休みの思い出」 *暴力表現・性表現を含みます。 小学2年生、夏休み。穏やかな野球少年「望」は幼馴染「美玲」が性的暴行を加えられていたところを身を挺して助けた。しかし、その事件をきっかけに二人の人生は大きく狂い始める。そして、高校1年生、夏休み。美玲は殺してしまった恋人の死体処理を望に依頼する。
道中地獄行き #3 「つまらない二人の不幸自慢」 *暴力表現・性表現を含みます。 元いじめられっ子の青年・昭仁は、ひょんなことから少し影がある女子高生・イチゴと付き合い始める。医大に合格したは良いが、やる気が持てず、ふらついていた日々は彼女によって破られることになった。
道中地獄行き #2 「夢見る二人の隠しごと」 *軽度の流血描写を含みます。 高校の卒業式の後、小学校に埋めたタイムカプセルを掘り出す約束をした友人らと待ち合わせをするが、一向にやってくる気配はない。しびれを切らして掘り始めると、地中からは首のない少女の死体が出てきた。
日常のあるあるをシニカルに描く「ボブとリサ」シリーズ。 リサ_ケース1・欠勤の理由 ーリサは夫のことが好きだが、彼が具合が悪いとどうしても思いやりをもって看病できない、、。