星はまわる、生命はめぐる、マコの赤いスカートは長く長く風になびいていた。 人生は自分で決めるもの?それとも宿命? めぐりめぐって出会う旅。 赤い星と緑の星と死の星の3つの物語。
※執筆中。加筆修正は随時行う。 共産主義に支配された栃木県・足利市にある学園の初等部。 そこに通う小学生の男女の恋愛風景を描く。 小学生だからこそ、大人の社会に対して純粋な疑問が浮かぶ。 そして何かの答えを導こうとする。 非常にシンプルだが、なぜか奥深さも感じられる、そんな物語。 (前作、学園生活シリーズのスピンオフ)
マコは昔より強くなった。彼女は自分がどう生きるべきなのか決めたのだ。だからひとりぼっちでも決して落ち込むことはなかった。でも、やっぱり彼女は愛がほしかったのだ。求めることと、求められること。どちらもヒトリボッチではできないこと、、、。星をめぐる物語3/3
8年後の世界。北の国の支配下にある被占領国へーカップ王国。主人公タモツのもうひとつの仕事。
〈みどりの星〉そこは豊かな星だった。泉には魚たちが溢れていた。生まれては死に、生まれては死にしているのだ。母親は息子を事故で失った。いつかどこかで生まれ変わると知っていても、魚の死のようにすぐに忘れることはできなかった。息子はいつか生まれ変わる。それが宇宙の巡りなのだ。星にまつわる物語2/3。