いわゆる「ユーモア小説」です。 題材が題材だけに、『勧善懲悪』仕上げにしてあります。 毎度、バカバカしいお笑いをどうぞ!
英語版です。
怖くて不思議な話。
怖い話です。
良い艾を作るじいさんがいた。茸取の名人でもある。ある日木の枝に出る緑の茸を見つけた。その茸は怖ろしい妖怪茸だった。
江戸の谷中、雷が墓場に落ちた。新たに埋葬された棺の中の死人に茸が生える。
信州の実家の裏山から泣き声が聞こえる。行ってみると茸が泣いている。
咳が止まらない。咳の後に喉から飛び出したのは茸だった。
古着屋で買ったヴィンテージ物のキノコの絵のあるTシャツ。イタリアの古いものだという。ほんものだろうか。
採ってきた茸の中身が空っぽだった。茸の中だけ吸ってしまうという妖怪がいる。そんな茸伝説