短い文章
ちょっとファンタジー入った話がすきです
どうしようもない救いようのない取り返しのつかない私の人生を思った。
文羽家には莫大な金を持つ大伯父がいる。つまり、悠太の祖母の兄である。 大伯父は起業して軌道に乗せるとすぐに会社を売り、それを元手に投資と株で『使い切れない』金を得た。
宇宙エレベーターが閉鎖される記事は新聞の片隅にひっそりと載っただけだった。
『宇宙行きのお客様は三番ゲートまでお越しください』 空港にアナウンスが響く。
金を貯めたら、宇宙旅行に行こうと決めていた。 今やエレベーターで宇宙へ行ける時代だ。
注意点は3つ。荷物は絶対に開けないこと。揺らさないように丁寧に1つずつ運ぶこと。箱が汚れていたら社員を呼ぶこと。
空色の美しいひれが左右に揺れて空中を漂う姿を見るのが何より好きだった。
きっと見えない。
ある日突然、体の一部が動物化する奇病。主にその症状は首から上に出るため、一般に「獣頭症」と呼ばれている。
熱帯魚は熱帯魚でも空中熱帯魚