雨のち

美しくうまれた

出来事に恵まれなくて

目を伏せ傷ついていた

その姿も美しかった

「あなた、彼女が羨ましいんでしょう」

どこからか聞こえる

雨の音の合間に

雨のち

雨のち

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-09-22

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