『希望の痕跡。』
ゆらゆらしっぽはきぼうに、はんのうする。1
○人類の手に余る人工物の可能性について。人間のセルフコントロールの可能性について。
○感じられないものを感じようとするとひとは苦しむ。
ただ、見えなくとも感じられるものごとは世の中にはたしかにある。
そういったものごとをうけいれたり流したり、めぐりあってつづく毎日。
○人びとの流れがうまくいかないときはなにかがたりないか、なにかがよぶんなのだ。
それをみつけることができたなら課題は半分以上解決している。
みつけてどうしようもできないことも、なにか手立てがあることもある。
ただ、課題は半分以上ゴールがみえている。
人びとの流れがうまくいっているときは、そのままありのまま、認める勇気をもつこと。
人びとの流れは迷いながらブレながら振れ幅はあれど、収束していく。
○他人の人生を変えようとしないこと。
○想像すること。
○不安を喚起させるものやひとからは距離をおく。
ニュートラルの上で、起伏を赦すこと。
○夢と想像のあいだの言葉たち。
○すべてのひとびとがそれに興味があるわけではないこと。
○共依存は喪失をちゃんと知らないこと。
○無遠慮な眼差しは自分自身の無理解さをあらわすこと。
2.
○なにかをわかるということはえいえんにないこと。
○過ちから学べることは人間らしさ。
動物や植物や宇宙はいつも、間違わない。
人間は本来愚かしさを知っている。
だから進化した。
人間らしさを捨てられずに。
○それに恋をするより、それを愛してみたら。
○偽物や本物という言葉はみずからが世界に向けて真摯に発信するもので、他者やなにかからシールを貼るように言われるものではないこと。
○公然の秘密を楽しむくらいがちょうどいい。
楽しめないならそれは毒か、劇薬だ。
『希望の痕跡。』