日本語探偵・言葉をつくろう!(国語教育の補則に関する理智府告示 その一及びその二)
・・・その一・・・
・学年全体または当該校全体の各組はその日の当該授業に於ける主筆と正筆の各一人を互選する
2制限時間内に於て生徒はそれぞれ秘密的に、ひらがな、カタカナ、漢字の中から自由且つ無作為に一文字を選び掲げる
3制限時間内に於て正筆が主導の下でその組のすべての各一文字づつはその各一文字を含む既存の単語に変換されなければならない
4制限時間内に於て主筆が主導の下でその組に於て導き出されたすべての単語を組み合せ含んだ矛盾なく物語の成り立つ文章を完成させなければならない
5学年全体または当該校全体に於て教員がもっとも優秀と認めた組の文章が最優秀作品となり、より優秀と認めた組の文章が優秀作品となる
・・・その二・・・
・各生徒は教員が次の候補の内より週ごとに一つづつ選定した授業方式に沿って自分なりの造語をつくる
❶教員が指定する時事話題に関連して生徒自身が思いついた造語をつくる
❷(豫め組もしくは学年もしくは当該校の各全体に対して行った)投稿集計によって集め寄せられた最近の「うれしい出来事」「かなしい出来事」「たのしい出来事」「驚いた出来事」「昂奮した出来事」「その他、印象に残った出来事」などの内、教員が選別した出来事を言い表す造語をつくる
❸その他、教員が自ら持ち込んだ主題を受けて生徒自身が思いついた造語をつくる
2各造語は匿名を以て発表される
各生徒は各授業に於てその自らがつくった造語の内、発表するに値すると自ら思ったもののみを発表するとすることができ、その数は教員が許す範囲内であれば制限がなく、また自ら発表するに値するものが無いとすることもできる
但し発表前に於て教員がすべての造語を豫め確認しなければならず、不適切と判断されたものは発表を禁じられ、また生徒自身が発表しないと判断したが教員が発表すべきと判断した造語は必ず発表されなければならない
3各組に於ては各授業の同一主題に関してその組の生徒によってつくられた造語が一定数以上ある場合は教員によって造語多数決が行われ、よりその主題に相応しい造語が選出される また当該多数決を学年や学校各全体に拡大することも妨げられない
・教員は各組の生徒の内より造語授業に関してその自らを輔佐する言葉係を必要数に応じて任意を以て指名し、不足する場合は教員自らが係務を行う
日本語探偵・言葉をつくろう!(国語教育の補則に関する理智府告示 その一及びその二)