雑詠(五月)

境内に紫蘭の咲きしひとところ




新しき街 新しき夏の来たりけり




父と子の自転車競走 初夏の道




朝戸出や若葉を濡らす雨静か




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夏の月 隠れて出し雲のあり




千姫のまつり賑わう 薄暑かな

千姫まつりも23回になった
水海道市と石下町が合併して20年になるというから、それ以前から行っていた事になる
街も人も変わり、私もまた変わってしまったように思う
まつりの会場を歩きながら、あっ・・
こんなに沢山の人がいながらも、頭が白い人はほとんどいない事に気が付いた
そう思うと自分が浮いた存在のようにも感じられた
少し日差しが強く、暑さの感じられた一日だった

雑詠(五月)

雑詠(五月)

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2025-05-02

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