フリーズ224 歌曲集『終末ノート(終末の音)Ⅳ』

僕の人生とこれから

子どもの頃の夢はイルカの飼育員
だけどいつしか宇宙を夢見ていた
Newtonを読んで物理を学んで
将来の夢は理論物理学者

だけど高校三年の春に僕は悟ったんだよ
色即是空に空即是色
仏教の真理に気づいた

コロナが流行って
学校は閉鎖されて
僕は思索に耽る
真理を目指して

秋になり見えない翼が傷んで
心臓を刺す痛みに嗚咽して
出会いと別れを繰り返し
僕は孤独に死んだ

1月1日から眠れない日々で
僕は七日も夜を越えた
1月7日から世界は終末を迎えた

1月7日の聖夜は神になり
ヘレーネと愛し合い、至福の時
1月8日は全能の日、完成してた
仏に成った僕はただ愛を求めていた

1月9日に神殺し
人に戻されて、泣いた夜
それでも僕は生きるしかない
僕は世界を平和にしたかった

だから、早稲田の政経に入る
物理学科を蹴って
世界を平和にするために学ぶ
だけど

僕は気づいた、学問、今までの
完成してない、なぜなら
今の世の中不完全だから
そのため僕の哲学を貫くぞ

さぁ、世界哲学の為される日
永遠や終末に
涅槃や神愛

神のレゾンデートルを解明することが
この世の究極命題

僕は悟った真理を伝えたい
世界永遠平和を実現したい
神のレゾンデートルを解き明かしたい

永遠と終末

世界平和に無駄な努力して
憂鬱な日々にも終わり告げて
世界変えるなら自分変えなきゃ
何も悪いことなんかないってさ

死んじゃって
孤独になって
それでも続く
世界諦め
我が塞がって
記憶忘れて
遠くのまちへ
飛んでいくのだ

終末に泣く少女よ
永遠に囚われて
月の裏側の海へ
早く連れてってくれ

全能から目覚めて
全知の眠りにつく
始まっては終わって
その先はなにがあるの？
夢ももう消えてゆく
至福の時も過ぎゆく
神のレゾンデートルを
解明する日まで

世界永遠平和を
世界哲学の完成
紡いでは悟って
真理はどこにあるのか？
煩悩の火が消えて
涅槃寂静を越えて
穏やかな凪いだ渚
久遠に届く神愛

永遠と終末
花火あがって

天文学的な出逢いを追い求め

天文学的な出逢いを追い求め
僕は旅に出る

終末論的な言葉が羅列して
有神論的な祈りが嵩張って
圧倒的な力を失って
離散的な人間にうんざりだ

もう三日も寝ていない
もう一週間も食べてない
僕はこのまま死ぬのかな
それとも運命的な出逢いが

天文学的な出逢いを追い求め
僕は旅に出た
盲目的な愛情連れ出して
夢幻的なクオリアを

天文学的な想いを胸に秘め
天文学的な出逢いを追い求め
悲劇的な終わりに期待して
僕は旅に出る
僕は旅に出る

very very NIRVANA

Ahhh very very short is me
Ahhh very very long is me
Ahhh very very smart is me
Ahhh very very fool is me

嗚呼、夢の中で咲いた
花、が散っていくの見えた
から、永遠を過ごした
彼、命は惜しくない

Ahhh very very cool is me
Ahhh very very hot is me
Ahhh very very god is me
Ahhh very very NIRVANA

嗚呼、悟ったあの日から
覚め、終末を過ごした
あと、全知の眠りへと
落ち、全能に目覚めた

Ahh very very end is me
Ahh very very start is me
Ahh very very moon is me
Ahh very very sun is me

嗚呼、願いが叶う日が
来て、世界を救うのだ
ほら、永遠平和へと
今、世界は辿り着く

Ahh very very star is me
Ahh very very earth is me
Ahh very very heaven is me
Ahh very very hell is me

嗚呼、夢から覚めないで
ねぇ、愛を失くさないで
さぁ、今そちらに行くよ
嗚呼、辻褄があってく

Ahh very very red is me
Ahh very very blue is me
Ahh very very yellow is me
Ahh very very gold is me

嗚呼、色づく世界は
ずっと、輝き続けるの
なら、夢なら覚めないで
ほら、世界は終わりゆく

Ahhh very very heaven is me
Ahhh very very end is me
Ahhh very very god is me
Ahhh very very NIRVANA

タラレバ

もしも僕が天才だったなら
万物の理論解明してみる
世界の真理を探し求めて
神のレゾンデートル解明してみる
　
もしも僕が王様だったなら
平和な国を作ってみせる
貧富の差も殺人事件も
起きない国を作ってみせる

あなたの笑った顔見ていたら
こんな世界も悪くはないなって思えたんだ
ないものを探す、尽きない探求

もしも僕の頭が良かったら
大学教授になって教える
最先端の研究をして
科学の世界をリードしてみせる

◇

もしも僕の夢が叶うのなら
世界平和を実現してみる
貧困も飢餓もなくなるようにね
平和の意味を噛み締めさせて

もしも僕が仏だったら
涅槃の至福に人々を導く
大団円の般涅槃を
夢見て人を救い続ける

あなたの笑った顔見ていたら
こんな世界も悪くはないなって思えたんだ
ないものを探す、尽きない探求

もしも僕がミュージシャンだったなら
真理の言葉を歌って紡ぐ
誰も聞いたことのない歌詞を紡ぐ
それがきっと世界のためだよ

◇

もしも僕が船乗りだったら
ベガとアルタイルを渡す役をする
年に1回会える2人を
結び合わせるそんな人になる

あなたの笑った顔見ていたら
こんな世界も悪くはないなって思えたんだ
ないものを探す、尽きない探求

もしも僕が神様だったなら
この世界から不安を無くす
愛で世界は満たされていく
でも物語には闇が必要だよ

もしも僕が生まれ変われるなら
いいや、もう二度と生まれたくはない
生きる苦しみから解放されて
きっとそれが解脱なのかな

doublet

言葉を紡ぐ
音色を奏でる
世界が変わる
終末の日に

集う

永遠も終わる
花火が上がる
雨が降り出す
時間が止まる

全能から覚め
全知に眠る
世界が終わる
光を見たの
愛されていた
記憶の残滓
それはここに
いつもここに

祈り、それは救いの手、いつだってそう
願い、それは生きる希望、みんなに必要
歓喜、それは生の発露、人生ドラマを彩る
愛、それは真実の言葉、満たされていて

永遠にも終わりが来て
最後の涅槃が過ぎ去って
残ったものはこのクオリア
ありがとう、愛しています

一億年と少し

一億年と少しの時を生きて
僕は今笑っています
だからこれから生まれる人を
愛して祝福して

目が覚めるたび出逢いを求め
眠る度に記憶を忘れ
人送る度虚しくなって
だから今ここで

全能から目覚めて全知の眠りへと
憂鬱から目覚めて至福の時間を

100億年と少しの時を生きて
僕は今泣いています
せめてこれから死んでく人を
愛して追悼して
花が散る度悲しくなって
夜が来る度心が痛む
鳥が飛んでく絵本のように
だから今ここで

死の狭間から逃げ出し
覚醒の日へと
終末から始まって物語は始まりへと
永遠も終わりが来て世界は次の物語へと
全能から目覚めて全知の眠りへと
今、祈ります

ダイエットと断食

スピードと摩擦『ダイエットソング』

ダイエットに最適な努力して
筋トレと断食を始めたから
お腹が空いても水を飲んでさ　
自分との約束守ってくれよ

この習慣続けるために
ダイエットを成功させる
腹が減っても
何も食べない
食べなきゃ痩せる
食べれば太る

痩せて可愛くなる
痩せて美しくなる
自己愛としてのヘレーネ
真理を目指してさ

ダイエットを始めて
断食を始めて
絶食を始めて
空腹を飼い慣らせ
お腹が空いても
でも何も食べないで
美味しいもの我慢して
痩せるためなら頑張れ

一人で外食しないで
自分からは食べないで
コンビニには行かないで
カードは使わないで
外食は太るだけ
財布は痩せていくだけ
幸せになるために
断食するんだよ

断食と絶食
涅槃を目指して

涅槃のために生まれた僕ら

遠い国の山の麓
この世で一番綺麗な水が湧いた
その水を飲んで気づく
結局水が一番美味いと
腹をすかせた子ども泣いた
空腹は美しいと知った
断食の果てに至った
涅槃の至福は代えがたかった

外食は太るだけでした
財布は痩せていくばかり
人生のちょうど真ん中あたり
神様も見守ってくれてる
母親が餓死で死んだ日に
僕もサッレーカナー目指す
もう何も食べないと誓った心は忘れはしない絶対に

その決意は絶えることはなくて
空腹を飼い慣らすためならば
腹減ったら水を飲んでね
断食と断眠で至る
涅槃寂静をまた見たかった
真理をまた悟りたかった
解脱に至った少年は
誰にも知られず神になった

この神話を知る者は
僕の物語を読んでよね
僕は今ここにいるよ、気づいてよ
痩せて美しくなるんだよ

空腹に負けて太る人
自分に勝って痩せられる人
断食して悟りを開く
涅槃のために生まれた僕ら

◇

ダイエットのために運動
ランニングと筋トレをする
朝ランニングに行ってきて
夕方に筋トレをする

今日から痩せると決めたんだ
真理を目指して断食だ
見栄っ張りで何も食べずに
この空腹だけを飼い慣らす

食事制限コントロール
もう一人で外食しないから
腹減った時は水を飲め
辛いときは約束思い出せ

痩せれるか不安になってきて
全部が怪しく見えてきて
自分信じられなくなったら
立派な病気にカテゴライズ

不健康な生活やめて
断眠はしてもいいけどさ
真理を悟るために生きるんだ
疚しさあるなら食べるなよ

外食と痩せたい心と
空腹と落ちる体重と
真理と断食の成果と
涅槃の至福と悟りと

誰もが転がる石なのに
美しくなりたいと願うから
宝石になるために磨く
自分を磨いてダイエット

自分は変わると決めたんだ
お金はもう使わないで
新しい自分になろう
涅槃のために生まれた僕ら

一人で外食はしないで
コンビニには行かないで
カードも二度と使わないで
自分から食べないことだよ

お菓子の前の誘惑も
外食への誘惑も
罪深い君も僕も
いつか涅槃に至った時

その先に花が咲くなら
それだけで報われる世界
終末に永遠を知るなら
それだけで価値のある世界
だからせめて空腹愛して
一生かけて愛してよ
断食ベースで生きるんだ
涅槃のために生まれた僕ら

ダイエットして可愛くなりたい

誰だって可愛く変わりたいんだ
ダイエット成功させてみせるよ　
痩せて可愛く美しく変わりたいんだ
気づいてくれなきゃダメなんだから

美味しいものとか弁当だとか
朝ごはんとか遅い夕飯とか
毎日毎日食べてしまうのは
生命なんだから仕方ないじゃん

ねぇ意志が薄弱ですぐ諦めてしまう
隠れた努力をして普通に断食をして
悩める私はああ理想の自分見つける
痩せたねって言われたい
ああ何か言ってよ

痩せて痩せたくてああ我慢した
断食を続かせる　覚えたてのダイエット法も
朝昼晩一日中ああ痩せれること
考えています
目標だって立てています
この空腹に負けない
可愛くなるから見つけてね

◇

断食の空腹いい感じかも
デトックスもなんか調子いいかも
毎日毎日食べてしまうのは
生命なんだから仕方ないじゃん

陰口や噂はやっぱ少し気にします
可愛こぶってるたって可愛く見られたいんだし
悩める私はああ恋をして強くなる
振り向いて欲しいだけなの
ああ可愛くなりたい

ね、痩せたくて痩せたくてああ逃げちゃだめだ
断食と断眠で至福に至れるのなら
ずっとずっと君だけだよああヘレーネよ
私の最愛、自己愛としてヘレーネ
自分のことを愛せたら
いつかは笑顔でいられたら

◇

ダイエットしてないよとああ嘘をついた
努力を知られたくないと隠してしまう
断食ベースでああ生きるんだ
食事制限、続ける運動だって
朝昼晩一日中ああダイエット
考えています
目標だって立てています
この空腹に負けない
可愛くなるから見つけてね

春宵の詩

命の風が吹いたら
輪廻の狭間に光射した
世界は敵だと教わった
闇にも意味はあるかな

菩提樹に座る
何か悟れる
今思えば今際に悟って知る

ゆらり僕はもうたゆたい揺れる
全能さえ億劫
夢さえ明日記憶になる
ただ意味を知る

だから僕はもう僕を忘れて
全知さえ億劫
ただ朝が降るだけ
ゆらり輪廻の光

◇

世界が求める答えを
知ってしまった僕がいた
終末と永遠も
終わる日が来るのか

トンネルを抜けたら
世界は瞬く間に変わった
残りはどれだけかな
どれだけ君に会えるだろう

川面に浮かぶ
沙羅双樹にて
人生が終わる
今日も死ぬ

ゆらり僕はもう僕を忘れて
真理さえ億劫
夢散らせば
この言葉ごときが
真理を描けるか

刹那に終わるいのちがあって
だから僕は億劫
雲の隙間に空
光れ命よ永遠に

◇

遠く泣いている
命が終わる
天使の迎え
夢ももう終わる
明日はもう来ない
春の宵に咲く
名残惜しい光を抜けてく

愛を歌えば言葉足らず
それでも愛を紡ぐ
花開いていまこの言葉ごときが
語れるものか
ゆらり僕はもう僕を忘れて
生きるのさえ億劫

夢見は僕らだけ
知るな、時はないのさ

あともう少しだけ
もう数えられるだけ

あと夢二つだけ
もう夢一つだけ
ただいつか死ぬだけ
ゆらり今夢終わり