
春の空、今日も心温かな風に呼ばれて
【車の助手席から】
目の前には、当たり一面に広がるのどかな田園地帯と沼地を囲う春の緑たち。
その横を1台の車が、穏やかな春の風を浴びながら颯爽と駆け抜けていく。
窓を開けると、ブォーっと、強い風がこちらに直接入り込んで来るのと同時に、春の優しい温もりが心穏やかに平安な気持ちをもたらしてくれる。
春の風に導かれるように、スッと視線を先の方へ巡らすと、そこにはどっかりとした背の高い山が出迎えてくれている。
山の周りには、もくもくとしたいくつもの雲が、綺麗に澄んだ青空に広がっている。
青空の下には一面に広がる沼地。
大空に向かって「ふっ」と息を吹きかけると、「どんな風に雲の形が変わるのだろう」と、そんな気持ちで大空を見上げているこの瞬間もとても心地が良い。
雲は、山の手前にあるのか。それとも奥にあるのか。はたまた、真上にあるのか。
それは分からないが、目の前に広がるこの豊かな景色は、絵として額縁に収めたくなるような素晴らしい景色が目の前には広がっている。
色々と頭の中で考えを巡らしている青空の下、私にとってはこの時間も至福のひと時だ。
心休まる春の日の1日。
空に向かってのびのびと過ごす日もとても楽しい。
自分と向き合うことも大切。
それと同時に、オフの時間も大切。
素敵な1日を
春の空、今日も心温かな風に呼ばれて